1962年3月3日　富山市の書道家：青柳志郎の長女として誕生し、3歳より書に親しむ。
3月3日（午前3時33分）生まれにて雅号を「雛」とする。
1990年に出身地である富山市にて書道教室を開設。当初は子供を中心として指導していたが、次第に幅広い年齢層へと対象が広がる。1996年に毎日展毎日賞を受賞。以後、象形・古代文字などにも独自の視点を加えた作品制作を開始し、個展を開催。
2008年に首都圏からの要望に応え東京教室を開設。作品依頼を受ける機会が多くなったことから書家としての活動拠点を和文化の宝庫ともいえる京都に移すことを決意し、同年に移転の上、京都教室を開設。
その頃より、個人作家活動を本格的に始動。書道の普及に努める一方で、企業等の依頼による広告書体等の制作、日本舞踊、フラメンコ、シャンソン等の芸術家とのコラボレーションによる大字書パフォーマンスも開始。
2012年からは手本書をつとめた書籍が大手出版社から発売（現在までに計10冊が販売）。
2012年よりTV番組にも書道講師として出演し、2019年には番組冒頭にて新元号「令和」の大字書揮毫パフォーマンスが放映される。
2015年からは自らがプロデュースする陶器・衣装の開発を開始。2020年からは金継ぎ技法を用いた作品等、従来の書道の枠を越えた新たな書の楽しみ方の考案や表現法にチャレンジしている。