2017年6月
糸魚川市大規模火災へのチャリティーイベント「希望のチューリップ -フラメンコと書と日本酒の夕べ-」に出演し、チューリップ花液による書パフォーマンスを披露。
22017年6月10日。糸魚川市大規模火災へのチャリティーとして開催された「Esperanza de Turipan 希望のチューリップ -フラメンコと書と日本酒の夕べ-」に出演し、チューリップ花液による書のパフォーマンスを披露させていただきました。
このイベントは、隣県の富山から被災された皆さまに何か支援ができないかと考えていたフラメンコダンサーの高木亮太の呼びかけに日本の著名フラメンコアーティストの皆さまが呼応し集結することとなったもの。青柳雛自身も過去に不慮の漏電火災から立ち上がる経験をしていたことから企画に賛同し参加を決定しました。
会場は、新潟県とならびチューリップの主要生産地として名高い砺波市に位置し、こちらも蒸留塔や製造設備の火災から復興を果たされた経験を持つ若鶴酒造株式会社さまの「大正蔵」。同社の伝統ある酒蔵をモダンに改修されたイベントスペースです。
イベントでは、炎の荒々しさにより荒廃した街の中からチューリップが見いだされ、そのチューリップの華やかさが人々を新たな希望へと導き、再び咲き誇る未来を構築していくというストーリーをフラメンコにより表現。
青柳雛は墨による「光」の書と、特別に準備したチューリップ花液を用いた「花」の大字書パフォーマンスを披露いたしました。
本イベントの収益金の一部とお客さまからの募金は、共催をいただいた北日本新聞社を通じて糸魚川市に寄付させていただき、チューリップ花液による「花」の書は砺波市に寄贈の上、「チューリップ四季彩館」にお飾りいただいています。
また若鶴酒造様の 限定大吟醸「若鶴」、大吟醸「素心」のラベルには日本北陸書道院理事長 青柳志郎(現:故人)の書が揮毫されていたご縁もあり、日本北陸書道院も共催参加させていただきました。
チューリップの花液を集めるためには砺波市のチューリップ農家さまのご協力をいただくなど、たくさんの皆様にご協力をいただいき成功したイベントになります。ご協力をいただきました皆さま、ご来場いただきました皆さまに心より厚くお礼申し上げます。